【Excel VBA】基準のセルのサイズを○行△列に変更して参照する…Resizeプロパティ

[Excel VBA]

RangeオブジェクトのResizeプロパティを使用すると、基準となるセルやセル範囲のサイズを指定したサイズに変更できます。特定のセルを始点として「○行△列分」のセル範囲を取得したいときに役立ちます。

スポンサーリンク

書式

Rangeオブジェクト.Resize([RowSize], [ColumnSize])

Rangeオブジェクトで指定したセルやセル範囲のサイズを、引数で指定した行数と列数のサイズに変更して、変更後のセル範囲(Rangeオブジェクト)を返します。読み取り専用のプロパティです。

引数

引数 指定 説明
RowSize 省略可 変更後の行数を指定する。省略した場合は、変更前と同じ行数になる。
ColumnSize 省略可 変更後の列数を指定する。省略した場合は、変更前と同じ列数になる。

使用例

引数[RowSize]と引数[ColumnSize]の両方を指定した場合

Range("B2:C4").Resize(5, 3).Select
セルB2~C4のサイズを 5 行 3 列に変更して、そのセル範囲を選択する
(セルB2~D6が選択される)

引数[RowSize]だけを指定した場合

Range("B2:C4").Resize(5).Select
セルB2~C4の行数を 5 行に変更して、そのセル範囲を選択する
(セルB2~C6が選択される)

引数[ColumnSize]だけを指定した場合

Range("B2:C4").Resize(, 1).Select
セルB2~C4の列数を1列に変更して、そのセル範囲を選択する
(セルB2~B4が選択される)

スポンサーリンク

関連記事