[Access 2016/2013/2010/2007]
AccessのMid関数の使い方を紹介します。
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書式
Mid(文字列, 開始位置, 文字数)
文字列の開始位置から指定した文字数分の文字列を取り出して返します。
■戻り値の型:バリアント型 (内部処理形式 String の Variant)
■引数
引数 | 指定 | 説明 |
---|---|---|
文字列 string | 必須 | 文字列を指定 |
開始位置 start | 必須 | 取り出しを開始する位置を指定。先頭を1と数える |
文字数 length | 省略可 | 取り出す文字数を指定。省略した場合は、開始位置以降すべての文字が返される |
使用例
使用例 | 戻り値 | 説明 |
---|---|---|
Mid("WorldWideWeb", 6, 4) | Wide | 6文字目から4文字取り出す |
Mid("WorldWideWeb", 6) | WideWeb | 6文字目以降すべて取り出す |
Mid("WorldWideWeb", 100) | 長さ0の文字列 | 開始位置の数値が文字列の文字数より大きい場合、戻り値は長さ0の文字列 |
Mid("WorldWideWeb", 6, 100) | WideWeb | 文字列の長さが文字数より短い場合、開始位置以降すべて取り出す |
Mid(Null, 6, 4) | Null | 文字列がNull値の場合、戻り値はNull値 |
Mid("WorldWideWeb", Null, 4) | エラー | 開始位置がNull値の場合、エラーになる |
Mid("WorldWideWeb", 6, Null) | エラー | 文字数がNull値の場合、エラーになる |
実践例:商品コードを分解する
11桁の商品コードの4文字目から5文字分を「商品番号」として取り出します。
商品番号: Mid([商品コード],4,5)
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