[Excel 2016/2013/2010/2007]
COUNTIF関数を使用すると、表の中から条件に合うデータを探してその個数を求められます。
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作例…会員ランクが「S」の会員数を求める
図1の名簿の「会員ランク」欄(セルC3~C9)から「S」を検索してデータ数を求めます。
COUNTIF関数の引数[範囲]に「会員ランク」欄の「C3:C9」、[検索条件]に「S」が入力されているセル「F3」を指定すると、会員ランクが「S」である会員の人数を求められます。
[範囲]から[検索条件]を探してデータ数を求める
=COUNTIF(範囲, 検索条件)
セルG3 | =COUNTIF(C3:C9,F3)
関数解説…COUNTIF関数
書式
=COUNTIF(範囲, 検索条件)
[範囲]から[検索条件]に一致するデータを探し、そのデータ数を求めます。
■引数
引数 | 指定 | 説明 |
---|---|---|
範囲 | 必須 | 条件判定の対象となるデータが入力されているセル範囲を指定する |
検索条件 | 必須 | 条件判定のための条件を指定する |
条件の指定例
■文字列条件:条件が入力されているセルを指定するか、条件となる文字列を「”」(ダブルクォーテーション)で囲んで入力します。
=COUNTIF(C3:C9,F3)
=COUNTIF(C3:C9,"旅費交通費")
■数値条件:条件が入力されているセルを指定するか、条件となる数値を直接入力します。
=COUNTIF(B3:B9,F4)
=COUNTIF(B3:B9,18)
■日付条件:条件が入力されているセルを指定するか、条件となる日付を「"」(ダブルクォーテーション)で囲んで入力するか、DATE関数で「DATE(年,月,日)」のように入力します。
=COUNTIF(A3:A9,F5)
=COUNTIF(A3:A9,"2017/4/10")
=COUNTIF(A3:A9,DATE(2017,4,10))
メモ
「○以上」「○○を含む」などの条件を指定するには
条件の指定方法は、次のページを参考にしてください。
STEPUP…COUNTIF関数をコピーして集計表を作成するには
COUNTIF関数を使用して集計表を作成する場合は、数式をコピーしたときに引数[範囲]がずれないように、絶対参照(「$A$1」形式)で指定します。引数[検索条件]は相対参照(「A1」形式)で指定して、数式をコピーしたときに適切に条件が変化するようにします。
先頭のセルに入力する数式
セルG3 | =COUNTIF($C$3:$C$9,F3)
コピー先の数式
セルG4 | =COUNTIF($C$3:$C$9,F4)
セルG5 | =COUNTIF($C$3:$C$9,F5)
([検索条件]の「F3」は「F4」「F5」に変化するが、[範囲]は変化しない)
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