データベース関数で数値や日付の範囲の条件を指定する

[Excel 2016/2013/2010/2007]

DSUM関数(合計)、DAVERAGE関数(平均)、DCOUNT関数(数値の個数)、DCOUNTA関数(データの個数)、DMAX関数(最大)、DMIN関数(最小)などのデータベース関数では、引数[条件]で集計対象のデータを指定します。ここでは、条件として数値や日付の範囲を指定する方法を紹介します。

=データベース関数(データベース, フィールド, 条件)

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範囲の指定に使用する比較演算子

数値や日付の範囲を指定するには、「>」「>=」などの比較演算子を使用します。

演算子 数値 日付
>= >=10 10以上 >=2017/1/1 2017/1/1以降
> >10 10より大きい >2017/1/1 2017/1/1より後
<= <=10 10以下 <=2017/1/1 2017/1/1以前
< <10 10より小さい <2017/1/1 2017/1/1より前
= =10 10に等しい =2017/1/1 2017/1/1である
<> <>10 10に等しくない <>2017/1/1 2017/1/1でない

作例…「3以上」「2017/11/30以前」のデータを集計する

図1では、データベースから「No」が「3以上」、かつ、「納品日」が「2017/11/30以前」のデータを対象に、DCOUNT関数でデータ数を、DSUM関数で「金額」の合計を求めています。

図1 条件表に「>=3」「<=2017/11/30」と入力して、「3以上」「2017/11/30以前」のデータ(★印)を集計する。

作例…「3以上」「2017/11/1~2017/11/30」のデータを集計する

図2では、データベースから「No」が「3以上」、かつ、「納品日」が「2017/11/1~2017/11/30」のデータを対象に、DCOUNT関数でデータ数を、DSUM関数で「金額」の合計を求めています。

図2 条件表に「>=3」「>=2017/11/1」「<=2017/11/30」と入力して、「3以上」「2017/11/1~2017/11/30」のデータ(★印)を集計する。

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