日付から年・月・日を取り出す…YEAR / MONTH / DAY関数

[Excel 2016/2013/2010]

日付データから「年」「月」「日」の数値を取り出したいことがあります。YEAR関数で「年」、MONTH関数で「月」、DAY関数で「日」を簡単に取り出せます。

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作例…日付を年・月・日に分解する

図1では、表の1列目に入力された日付から、YEAR関数、MONTH関数、DAY関数を使用して、「年」「月」「日」を取り出しています。

セルB3 | =YEAR(A3)

セルC3 | =MONTH(A3)

セルD3 | =DAY(A3)

図1 日付が入力されたセルA3を引数として、YEAR関数で「年」、MONTH関数で「月」、DAY関数で「日」を取り出す。

関数解説

=YEAR(シリアル値)

シリアル値]が表す日付から「年」にあたる数値を求めます。

=MONTH(シリアル値)

シリアル値]が表す日付から「月」にあたる数値を求めます。

=DAY(シリアル値)

シリアル値]が表す日付から「日」にあたる数値を求めます。

引数

引数 指定 説明
シリアル値 必須 日付データやシリアル値(日付を表す数値)を指定

メモ

「シリアル値」とは
「シリアル値」とは、日付や時刻を表す数値のことです。Excelの内部では、日付と時刻を「シリアル値」と呼ばれる数値で管理します。日付のシリアル値は、「1900/1/1」を「1」として、1日に「1」ずつ加算される整数の連番です。例えば、「1998/4/10」のシリアル値は「35895」なので、「=YEAR("1998/4/10")」の結果も「=YEAR(35895)」の結果も同じ「1998」になります。
「シリアル値」の詳細については、「「シリアル値」って何?」を参照してください。

活用例…今年の「年」や今月の「月」を求めるには

現在の日付を基準に今年の「年」を求めるには、YEAR関数の引数にTODAY関数を指定します。TODAY関数は本日の日付を求める関数です。例えば、本日が「2017/11/16」の場合、「2017」が求められます。

=YEAR(TODAY())

現在の日付を基準に今月の「月」を求めるには、MONTH関数の引数にTODAY関数を指定します。例えば、本日が「2017/11/16」の場合、「11」が求められます。

=MONTH(TODAY())

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