生年月日から年齢を求める…DATEDIF関数

投稿日:2018年6月15日 更新日:

[Excel 2016/2013/2010]

DATEDIF関数を使用すると、生年月日から年齢を計算できます。引数に生年月日と今日の日付を指定して、今日現在の年齢を簡単に求められます。

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作例…生年月日から年齢を求める

図1では、生年月日をもとに年齢を求めています。DATEDIF関数の引数[開始日]に「生年月日」のセルB3を、引数[終了日]に今日の日付を求めるTODAY関数を、引数[単位]に「年」を意味する「”Y"」を指定すると、生年月日から今日までの期間の年数を求められます。

[開始日]から[終了日]までの期間を、指定した「単位」で求める
=DATEDIF(開始日, 終了日, 単位)

セルC3 | =DATEDIF(B3,TODAY(),"Y")

図1 DATEDIF関数を使用して、「生年月日」と今日の日付から「年齢」を求める。

メモ

法律では誕生日の前日に1歳年をとる

図1では年齢の一般的な考え方に基づいて、生年月日に1歳年が上がるものとして年齢を計算しています。

しかし、法律では誕生日の前日に年齢が1加算されるそうです。4月1日生まれの人が学年上早生まれ扱いになるのは、誕生日前日の3月31日に年をとるからなのですね。法律上の年齢を求めるときは、今日の日付に1を加算します。

=DATEDIF(B3,TODAY()+1,"Y")

関数解説…DATEDIF関数

書式

=DATEDIF(開始日, 終了日, 単位)

開始日]から[終了日]までの期間を、指定した[単位]で求めます。年数を求めたいときは、[単位]に「"Y"」を指定します。

引数

引数 指定 説明
開始日 必須 開始日を指定
終了日 必須 終了日を指定。
単位 必須 求める期間の単位を次表の値で指定。

表A 引数[単位]の設定値

設定値 説明
"Y" 満年数を求める。期間が「1年2カ月3日」の場合の結果は「1」
"M" 満月数を求める。期間が「1年2カ月3日」の場合の結果は「14」
"D" 満日数を求める。「終了日-開始日」が求められる
"YM" 1年未満の月数を求める。期間が「1年2カ月3日」の場合の結果は「2」
"YD" 1年未満の日数を求める。期間が「1年2カ月3日」の場合の結果は「2カ月3日」の日数
"MD" 1カ月未満の日数を求める。期間が「1年2カ月3日」の場合の結果は「3」

※「"YD"」「"MD"」については、このページ下のほうに記載した注意事項も参考にしてください。

メモ

DATEDIF関数は入力補助機能が使えない

DATEDIF関数は、もともとLotus 1-2-3という表計算ソフトの関数です。その昔、シェアNo.1だったLotus 1-2-3と互換性を持たせるために、ExcelにもDATEDIF関数が用意されました。

DATEDIF関数はExcelの正式な関数ではないため、リボンの[数式]タブの[日付/時刻]ボタンの一覧には表示されません。[関数の挿入]ダイアログボックスや数式オートコンプリートの一覧にも表示されません。入力するときは、手入力してください。

図2 一覧に「DATEDIF」が表示されない。

図3 ポップヒントに引数が表示されない。

使用例

数式 結果 説明
=DATEDIF("2017/4/1","2018/6/4","Y") 1 「2017/4/1」から「2018/6/4」までは1年
=DATEDIF("2017/4/1","2018/6/4","M") 14 「2017/4/1」から「2018/6/4」までは14カ月
=DATEDIF("2017/4/1","2018/6/4","D") 429 「2017/4/1」から「2018/6/4」までは429日
=DATEDIF("2017/4/1","2018/6/4","YM") 2 「2017/4/1」から「2018/6/4」まで、「1年」を引いた余りは2カ月
=DATEDIF("2017/4/1","2018/6/4","YD") 64 「2017/4/1」から「2018/6/4」まで、「1年」を引いた余りは64日
=DATEDIF("2017/4/1","2018/6/4","MD") 3 「2017/4/1」から「2018/6/4」まで、「14カ月」を引いた余りは3日

図4 DATEDIF関数を使用して、「2017/4/1」と「2018/6/4」の間の各単位の期間を求める。

注意

「”MD"」と「"YD"」の結果に注意
DATEDIF関数の引数[単位]に「"YD"」や「"MD"」を指定したときに、期待通りの結果が得られない場合があります。使用を控えたほうがよさそうです。使用する場合は、結果をチェックするようにしましょう。

図5 引数[単位]に「"MD"」を指定した例。

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